うにママとおもちの育児日誌

30代育休中ママ。不妊治療~二度の流産を経て初めての育児に奮闘中。

流産診断後のメンタルと救い

気持ちの整理がつかない

始めての妊娠が流産となり、「そうだよな」と理解する部分とと受け入れられない本心とで気持ちの整理が全くつかない状態でした。
数日前まで心臓が動いていたのに!と思うとやり切れず、赤ちゃんが死んでしまったのに自分だけ生きているなんてとてもできないと本気で思っていました。

とても通常の生活を送れる精神状態ではなく、流産手術も予定していたため土日込みで5日間休めるよう仕事は休暇を取り、自宅で安静にして過ごしました。
事情を伝える電話越しに上司が動揺しているのが伝わり、こんな話をするはずじゃなかったのにと手足が震える。

流産なんて自分が経験するなんて思ってもみなかったというのが本音で、何が悪かったんだろう?と一日中考えていたり。
初期流産は赤ちゃん側の都合でお母さんがどう過ごしたとしても結果は変えられないとわかってはいても、当時なぜか全く納得できませんでした。

流産の診断を聞いて「そうだよな」と思ったのは、週数に対して小さすぎるCRLと心拍確認の遅さ、胸の張りの消失などの違和感が繋がったから。

どうしたらよいかわからず、お線香を買ってきて一日に何本もあげました。とにかく自分の気持ちを繋ぎとめておくので精一杯でした。

救いになったもの

自分だけではメンタル維持が難しく、カウンセリングを数回受けました。とても親身なカウンセラーがついて下さり、回復の助けになりました。

毎日涙が止まらず、この辛さがいつになったら楽になるのか、もしかすると一生辛いままなのではという恐怖感が一番の悩みでしたが、「底につくまで悲しみ切ってしまえば、そこから上がって来られる」というアドバイスに救われました。
お線香をあげ、泣くだけ泣いて、疲れて眠る、起きたら何か食べる生活を数日続けると少しずつ冷静さを取り戻すことができました。

 

「おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!」が刺さった

竹内文香さんのこの漫画エッセイ。流産後の回復について検索魔になるうちに偶然見かけて購入したのですが、これが本当に刺さった!

アンビリバボーで特集された胎内記憶について詳しく描いてある漫画です。
育児をしている今でも時々大事に読み返しているので、この作品がなかったら…と思うとちょっと考えられない。

 

 

胎内記憶のエピソードが癒しになり、ほかの本も数冊読んでみたのですが
こちらの本も良かったです。

 

自分が生きていても仕方ないと思い詰めるくらい辛い時期でしたが、
「お腹に来れたということだけで赤ちゃんは喜んでいる」という考え方(本には事実として書いてあるけど)を知ってからようやく前を向けるようになりました。

心拍確認できたものの、流産へ

一週間後に心拍は確認できたものの…

7w0dで確認できなかった心拍ですが、8w0dの夜にようやく確認できました。

ただこの時点でCRL5mmとかなり小さい状態。

8w4dで出血があり、エコーで胎嚢の崩れを確認。流産の診断を受けました。

気持ちの整理はできず

6w~7wで心拍確認ができず焦りと不安でいっぱいの中、毎日祈りながら8wを迎え、ようやく心拍確認ができた矢先の出血。本当に生きた心地がしませんでした。

仕事中に出血しどうにか抜けさせてもらい病院に行きましたが、既に心拍がありませんでした。

偶発的な染色体異常であり、母体には何の原因もない事を説明されました。

号泣しながら帰宅し、結果はどうしようもないのですが、自分だけ生きていても仕方ないという気持ちでいっぱいでした。

妊娠~流産までの記録

膣錠やホルモンの服薬はなしです。

【5w】

5w1d:つわり、胸の張り、胃のむかつき感、残尿感、下腹部痛

~症状継続

5w5d:茶おりで受診。問題無く、卵黄嚢が確認できる。

 

【6w】

6w4d:胸の張りが急激に弱まる

 

【7w】

7w0d:定期受診、心拍確認できず

7w1d:つわりが弱まる

7w3d:つわり復活

 

【8w】

8w0d:定期受診、心拍確認。CRL5mm

8w4d:茶おりで他院受診(CL休診日のため)、心拍無し。

8w5d:茶おり→鮮血

8w6d:CLにてエコー、胎嚢が崩れており流産の診断。9w1dに手術予約。

 

【9w】

9w1d:手術当日朝、大量出血で自然排出。手術キャンセル。

 

流産後は手術予定でしたが、手術当日の朝に大量出血しそのまま自然排出となりました。今思えば自然排出の痛みは陣痛と変わらなかったです。

自然排出レポは次回更新時に掲載します。

AIH周期にやったこと・やらなかったこと

急遽挑んだAIHで初めての妊娠に繋がったのですが

その際の記録があったので以下にまとめます。

神経質な性格なためストレスを増やさないためになるべくざっくりしたゆるい妊活を目指しました。

 

【やったこと】

・かかりつけの心療内科、相談できる薬剤師を見つける

・日付がわかる前に就寝(可能な限り22時就寝を目指す)←実際23時半就寝が多かった

 

【サプリ】 

葉酸(トツキトオカ)

 

ビタミンD(BABY&ME)

亜鉛ディアナチュラ


 

・当帰芍薬

心療内科での処方。生理周期40日超ですがこれを飲むとやや早くなる。

・ 森永ミルク生活GOLD

 

 

長年かかっている心療内科があり、近隣の薬局にかかりつけ薬剤師もいます。妊活や治療方針についても都度伝え、妊活ストレスもあったため定期的に通院しながら相談していました。

 

【やらなかったこと】

・妊活鍼灸:費用が捻出できないと判断

・脱コーヒー:無理に辞めずカフェインは一日一杯までは良しとした

・脱糖質:クリニックでやめなくてよいと言われた

基礎体温の分析:毎朝の結果に一喜一憂するストレスを回避

 

妊活鍼灸については後日記事にまとめます。

コーヒーについては一日一杯までなら問題ないとのことで飲み続けていました。AIHの場合は適度に飲んでいた方が結果が良いという情報をどこかで見たというのもあります。(何で見たのか忘れてしまった…)

PCOSのため糖質は控えた方が良いかとも思ったのですが、クリニックで相談したところ不要であり、もりもり食べて毎日を楽しんだ方がよっぽど良いという助言(私の場合)でした。

 

サプリは上記リンクの通りです。

森永のミルク生活は妊活~産後まで続けており、楽天市場が安いので3缶ずつまとめ買いしていて妊娠時のお守りでした!

ラクトフェリン目的でしたが、妊活を差し置いてもこれを飲み始めてから風邪やインフルエンザにぱったりかからなくなり健康でした。

治療期間に体調不良になるとスケジュールが崩れてしまうので、風邪予防としてもまとめ買いして毎朝コーヒーに入れて飲んでいました。

風邪&妊活という点で私には効果があったと思います。

ちなみに産後は母乳育児のためにさらにカルシウム補給が必要になったためミロに切り替えました。

 

3度妊娠しましたが、偶然毎回AIHや移植の1~2週間前に旅行、ドライブなど日を浴びて遊んでいるので

ビタミンDは大事かもしれない…と思ったりもします。

稽留流産の懸念

一回目の妊娠時の記録です

【4w】

夜になると吐き気が出る。脱力感、おなかの張り、頭痛、胃がムカムカ。
カレーはぺろり、ひじき煮はだめ。
嗅覚が10倍になったのでは?と思うくらいにおいに敏感。

【5w】

眠気、胃のムカムカ、残尿感、下腹部痛
胎嚢確認。

【6w】

胸の張り消失

つわり(夕方のムカムカ感)はあり

茶おり

卵黄嚢確認。

違和感

6wのある日、妊娠判明後からパンパンだった胸の張りがなくなっていることに気づきました。茶おりが出て受診、特に問題はなく少し大きくなった胎嚢と卵黄嚢が見える。
この時点で心拍はまだ見えず。

7wでの診察でも心拍が確認できませんでした。胎芽の大きさも週数に対して小さすぎる。トツキトオカやたまひよで確認した状態からかけ離れており、稽留流産だろうと思いました。

わかってはいても辛くて受け入れがたく、何でうちが?という気持ち。それでも今できることはないという説明でした。もう一週待ってみようと言われ翌週改めて受診となりました。

AIH①実施後~判定までの体調記録

AIH後の記録です。実施後は何も意識せずに過ごしました。

仕事も休まず普通に続けています。

 

D14 AIH実施

D15(記録なし)

D16腰痛・腹痛・微熱

D17腰痛・大量水おり

D18(記録なし)

D19(記録なし)

D20(記録なし)

D21食欲増、眠気、水おり、イライラ、お腹チクチク

D22恥骨が痛い、匂いに敏感、下腹部のひきつるような痛み

D23検査薬。数時間後に極薄線。心の目でようやく見える程度。

D24基礎体温上昇。下腹部痛があり、車に乗ると揺れが響いて座るのが辛い。

D25生理のような腹痛

D26検査薬【陽性】

 

自宅での検査薬の結果のみで判定の血液検査はせず、

hcg値は不明です。

次回受診は4w以降、胎嚢確認となりました。

やけくそで挑んだ初AIH

始めてのAIH実施へ

急遽のAIHとなり意気消沈していた私ですが、、

何もしないよりはということで会社を半日休み、夫の朝一の検体を持参してクリニックへ。

 

が、実施直前に精子の状態について先生から「今回の値だとかなり厳しい」と話がありました。もうやけくそ。やれることはやったしどうにでもなれと思いながらの初AIHでした。

 

今振り返ってみると当時の夫は本当に激務で、毎日日付が変わってからの帰宅で宿泊もあり、食事や睡眠は不規則。状態が良いわけがなく…。

 

 

AIH自体は本当に一瞬で10分足らずで終了。流れ出てはもったいない?と思い、しばらく寝ていた方が良いのか?と聞いたところ「全然。すぐ帰っていいですよ」ということでそのままサクサク職場へ向かいました。

自己流タイミングの時は何となく逆立ちして時間を置いたりしてたんですが(笑)

採卵キャンセルや精子所見のこともあり本当にやけくそで期待値0、気にせずさっさと仕事に行きました。

採卵キャンセル、急遽のAIHへ

OHSSを阻止しつつ良い卵子を獲得したいということで採卵周期に挑み、いい感じに卵胞が育っていました。

が、採卵時期を見定めるための受診でまさかの排卵目前となっており…。

すぐ採卵したとしても取り損ねてしまう可能性があり、その場合手術費用がもったいないこと。今回採卵を見送り、人工授精に切り替えてはどうか?と提案を受けました。

 

採卵周期なんだから採卵するものだとばかり思っていた私、大ショック。

薬でお腹がパンパンに張るまで頑張ったけど、そんなにうまくいくものでもないんだなあ…と治療の大変さを実感した気分でした。

とはいえ保険適用でお安く受けられるため何もしないよりはいいかと思い、今回は採卵キャンセル、人工授精をやってみることにしました。